ドラマと映画の時間

U-NEXT、Netflix、ディズニー、Amazon、Appleプラスのドラマ、映画の感想と紹介をしていきます。

17.海外ドラマはスパイアクションが流行中

今回はAmazonプライムNetflixApple tvプラスで大型スパイアクションドラマがあるのでそれぞれ紹介していきたいと思います。

それぞれの動画配信サービスでは当然様々なジャンルを作っている事をアピールする事によって顧客を増やしていきたい思惑があると思いますが、人気コンテンツの一つとしてスパイアクションドラマをずいぶんアピールしてるような気もします。

Amazonプライムのcitadelはまだ5話まで配信されたばかりで終わってない状態です。

 

 

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Netflix:ナイトエージェント

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FBI捜査官のピーターサザーランドは夜の緊急電話番号がかかってきた時に対応する電話番だったが、ある緊急電話によってホワイトハウスに潜んでいるスパイの陰謀に巻き込まれてゆく、、というストーリー。

 

明らかにキーファーサザーランド主演の大ヒットドラマ24を意識したドラマで、主人公の苗字がサザーランドというのはちょっとおかしかったですね。

見ようかなと思ってトレイラー見た後にあらすじ読んで笑いました。

率直に言って荒唐無稽といえばいいか、ありえない事も受け入れた上で見るべきドラマです。

あと俳優の演技もお世辞にもうまいとは言えないというか、ちょっとこんな捜査官も補佐官もシークレットサービスもいないと思ったりしました。でも話し運びのうまさ、緊張感漂う雰囲気、キレのあるアクション、ソファで寝そべりせんべいを食べながら、妻にこりゃまたソファを汚してと叱られるな、と思いながら見て楽しめたのは確かです。

予想以上に怒られましたが。

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24以降の王道ドラマと言って良いと思うし、見ながらNetflixが作ったという事実を考えました。ちょっと意外に思われる方も多かったのではないでしょうか。明らかに今まで作ってきたNetflixドラマとは気肌が違うと思いました。

Netflixは格安サービスを提供したり事業見直しを計っています。昨年1899というヒットしたのにも関わらず打ち切りにしたりして話題にもなりました。多額の予算を注ぎ込んで制作するドラマよりも、イカゲームのように少ない予算でもNetflix史上1番視聴されたようなドラマを制作するべきと方針を変えたところがある。

方針展開した上でのこの24を意識したドラマがヒットするかどうかNetflix側としてはかなり注目していた作品ではないかと推察しました。

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もうシーズン2の制作が決定したみたいですが、Netflix2020年代は王道ドラマを量産していくのかなと思ったりしました。個人的にシーズン2は見るかどうかは微妙ですが、多くの視聴者から支持される理由は充分納得できるレベルです。

 

ナイトエージェント星5つに対して

 

個人的満足度:🌟🌟

 

オススメ度:🌟🌟🌟🌟

 

Amazonプライム:CITADEL

 

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現在5話まで配信中です。マーベル映画、アベンジャーズでお馴染みのルッソ兄弟が手がける作品。なかなか面白いです。こちらは007がベースにした作りになっています。冒頭のド派手なアクションシーンからグイグイ見せ場がありますがやがて記憶喪失になり、なんかそんな映画あったなーという展開になってきます。

007をベースにしてるという事は、それなりに荒唐無稽であるという事ですが、主演のリチャードマッデンとプリヤンカーチョープラーの演技の達者さがドラマを退屈にさせません。かなりあり得ない話しなので苦笑いを浮かべてしまいますが、なんとなく許してしまう不思議さがある。ルッソ兄弟らしい作品といえばいいか、ソファで寝ながらせんべいを食べるのではなく、ちゃんと皿を持ってこぼさないようにして集中してテレビを見るような力があります。

ルッソ兄弟の作品にシリアスな社会派ドラマを求める人はいないというか、こういうのを楽しむ前提で見る作品だと思います。

ですから自然に個人的満足度、オススメ度も3以上になるのは間違いないと思う出来です。

終わったらあらためて感想記事を書きたいと思います。

 

 

Apple TVプラス:リエゾン

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これは個人的満足度は高いけど人にオススメするという点ではややどうかな?と思いました。

フランス、イギリスの合作ですが、双方共にヨーロッパをリードするべき存在です。だがイギリスはEUから脱退した事で分裂気味になっているが、仮にイギリスが脱退してもフランスもイギリスもやるべき事は変わらないし、離れられないのだ、という事がストーリーの中でも主要キャストの関係にもにもあらわれていると思います。

本格的、シリアスなスパイものですが、情に走るところとかこの重要な局面に?という気持ちになったし、そこいらへんがフランス人らしいというか、理解できないところといえばいいか。ただラストは好みでした。

 

シーズン2が作られるか微妙かなと思いつつ、作られたら見るのは間違いないかなというのが感想です。

 

リエゾン星⭐️5つに対して

 

個人的満足度:🌟🌟🌟

 

オススメ度:🌟🌟🌟

 

ディズニープラス:キャシアンアンドー

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こちらはスターウォーズ/ローグワンの主人公、キャシアンアンドーの生涯にスポットライトを当てたドラマです。

これはもしかしたらスターウォーズをこよなく愛してる人ほど微妙で、社会派ドラマやヒューマンドラマが好きな人ほど絶賛する内容かも知れません。

スターウォーズのファンタジーな部分よりも民主主義について焦点をあてたドラマで、スターウォーズを全く知らない人でも大丈夫な作品です。

 

正直無理矢理ねじ込みましたw。スパイアクションものではないですが敵側に潜伏しますし、実際帝国側についてるとみせて反乱軍の手助けをしている人物もいます。ここの人間模様がとても緊張感があってよいし、尊厳と自由を奪取さらには人生そのものをなげうたなければいけないという事を独白するシーンはとても感動しました。

まだ配信未定のシーズン2では反乱軍のリーダーとしてスパイ活動もする事になったりすると思います。そういう意味でも無理矢理ではありますが紹介したいと思います。

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最初に3話あたりはブレードランナーを彷彿される未来観があるのですが、かなりスローペースで眠くなります。しかしミッションをしてからとてもグイグイ引き込まれました。

ユダヤ系や身体障害者の人々の収容して惨殺したアウシュビッツ刑務所をイメージさせるシーンがあったりするし、その刑務所の中で宣言と行動をするシーンは、それこそナチスによって殺された人々の想いとその刑務所の中にいて苦しんで死んでいった人々の夢を体現するかのようでボロボロ泣きました。

スターウォーズといえばライトセーバーとフォースでジェダイが戦うシーンがありますが、そういうシーンは一切ないところが個人的には好感が持てるポイントでした。故にスターウォーズファンから物足りなさがあるという点も理解できます。

帝国側にむしばまられていく様で必死に抵抗する様はとても緊張感があっていいし、しっかりと普遍的なテーマに基づいて揺るぎなく力強い作品になっているところも魅力です。

スターウォーズ作品は見たくない、という人もぜひ見てもらいたい作品です。

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キャシアンアンドー星🌟5つに対して

 

個人的満足度:🌟🌟🌟🌟🌟

 

オススメ度:🌟🌟🌟🌟🌟

 

次の記事ではApple TVプラスの窓際のスパイを紹介したいと思います。

こちらは今回のスパイアクション作品の中では最も素晴らしい作品だったので窓際のスパイのみ紹介したいと思います。

 

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