ドラマと映画の時間

U-NEXT、Netflix、ディズニー、Amazon、Appleプラスのドラマ、映画の感想と紹介をしていきます。

50.将軍の受賞を阻むオススメドラマ

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今回は独占受賞した将軍の、これからシーズン2、シーズン3の作品が作られるのは決定してますが、今後のエミー賞においての作品賞をはじめ主要部門を受賞する有力候補であるのは間違いないと思います。まーエミー賞エミー賞と連呼するのは極めて野蛮ではありますが、他にも面白いドラマはありますし、他の強力なライバルドラマをご紹介したいと思います。

 

 

というかエミー賞総評パート2の記事を書き上げてアップしようと思ったらデータが全て消えた、、、。

とても良い事書いたのに。窓際のスパイが脚本賞取ったのが嬉しいとか、色々書いたのに。ショックです。

 

はーーーー気を取り直して今後、将軍は再び将軍がして受賞できるかどうか?という事だけを書いてみたいと思います。

再び作品賞など受賞できる可能性はありますが、なかなか独占できるかと言われたら難しいかなと思います。

 

仮に来年から撮影開始して再来年もしくは3年後に配信されるという話で進めたいと思います。

まず将軍のシーズン2、3がどんな内容かわかりません。原作小説があるならば別なのですが、こればっかりはわからないです。

 

しかし今現時点で将軍にとって最も強力なライバルで、オススメを2つあげるとすると、間違いなくHBO制作U-NEXT配信ドラマ、ハウスオブザドラゴンシーズン3、4とnetflix制作ドラマ三体シーズン2、3でしょう。

将軍はゲームオブスローンズを参考にしているという話を聞いた事があるかも知れませんが、このハウスオブザドラゴンはゲームオブスローンズの前日譚です。なので将軍を見た方で、面白いと思ったならばハウスオブザドラゴンは絶対にオススメです。

 

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私はハウスオブザドラゴン、三体の原作小説は読んでますから小説とドラマは別物とはいえ、両方の小説からそこまで一脱はしないと思います。

 

そして原作小説は圧倒的に面白い。特に三体は小説は2000万部売っていますから、折り紙つきですが、この2つの小説を読んで勝てる事は容易ではありません。

三体はすでに特集をやりましたが、今までにないSFの世界をつくり出す事に成功しているし、ハウスオブザドラゴンもその結末は、確実に多くの人々の記憶に残る結末をむかえる事になります。

 

そしてハウスオブザドラゴンはゲームオブスローンズと2つ合わせて次のシーズン3、4は間違いなくベストシーズンだという人がいてもおかしくないシリーズになると思います。

 

三体も同じくシーズン2、3は圧倒的な面白さでnetflix史上最高のドラマ、といわしめるくらいに歴史を塗り替えるポテンシャルを秘めたドラマです。ゲームオブスローンズを制作したD.D.コンビは、誰も見た事がない世界観を創造できると確信したから三体のドラマ化を引き受けたのだと思います。

 

ただこの2つのドラマにも大丈夫かな?と思う点があります。ハウスオブザドラゴンは原作小説に合わせるとかなりスローペースで、シーズン4で完結するとなるとかなり急ぎ足で物語を進める事になる。

三体も長編小説でシーズン1仕方ないとはいえ、駆け足で進めてドラマとしての醍醐味、味わいが薄れているという事。おそらく残り2シーズンで完結すると明言されてますから、小説と同じようにするならば4シーズン欲しいところです。でも3シーズンで完結すると明言されてますから、場合によっては味わいが薄いまま終わるかも知れません。

もちろん、将軍と同じ時期に配信が重なるかどうか、エミー賞の規定期間中にこの3本が配信されるかどうかは別ですが、やはりこの将軍、ハウスオブザドラゴン、三体が同じ年に配信されてエミー賞の争奪戦を繰り広げるとなると、かつてないほどのエミー賞の盛り上がりになるのは間違いありません。

 

まずは面白いドラマが見たいけど、この3つのドラマがエミー賞の争奪戦を繰り広げられるのはやっぱり見たいですね。

 

これから配信される期待作品

 

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さて他にも将軍のライバルとなりうる強力なドラマ、期待されるドラマをご紹介していきましょう。まずはDUNE prophecy。

いつの間にかDUNEまでマーベルのようにドラマと連動するのかと思いましたが、予告編を見たら非常に重厚で期待できる作品だと思います。これがリミテッド部門なのかシーズン2、3と続く続編ものなのか分かりませんが、おそらく続編ものだと思います。

予告編はこちら🔽🔽🔽

 

https://youtu.be/HbWFaJgXe3I?si=pGz-hKbcsPodAe-m


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さらにアメリカでは配信されて好評のインダストリーのシーズン3。インダストリーのシーズン1は配信されてるみたいで、こちらもシーズン3になって人気作品になっているみたいです。

予告編はこちら🔽🔽🔽

https://youtu.be/8sNShrYy2ro?si=Sz4efHT6DKwNmFQi

 

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さらにラストオブアス。こちらは来年から配信されるドラマで最も期待してるドラマです。こちらはシーズン2ですが、シーズン3、4が制作されるならば将軍と激突する事も充分あり得ると思います。シーズン2が楽しみですね

 

予告編はこちら🔽🔽🔽

https://youtu.be/-TNPJqUFqgw?si=uA-60ZZY3b3oLBvI

 

 

さらにユーフォリアの続編も決定しています。ゼンデイヤ主演ドラマですが、どうでしょうか?センセーショナルなドラマで色々と問題があるみたいですが、作られるならば人気ドラマですから注目が集まりますね。

 

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そしてAppleTVプラスからは窓際のスパイ。こちらはいつ完結するかわからないですが、例えるならば最近オアシスというバンドが再結成されましたが、リアムでもノエルでもどっちでもいいですが、口が悪い事で有名なあの2人より、10倍ひどい口のきき方をするリーダーと本当の落ちこぼれスパイ組織を描いたドラマです。

イギリスはアガサクリスティやコナンドイルをはじめ数多くの推理小説、または名探偵ポワロやシャーロックホームズといったドラマを作ってきた文化があります。

さらにそこに007といったスパイもの映画を生み出した国でもありますが、まさにそのような今まで培ってきた文化をこのドラマに全て注ぎ込まれているかのようなドラマです。

 

いわば将軍が伝統的な時代劇そして歴史をなぞりながら制作したドラマならば、この窓際のスパイも伝統的なスパイものに推理/サスペンス要素をふんだんに盛り込んだイギリスでしか作られないドラマになっています。

 

今年のエミー賞では主要部門を将軍が独占する中で脚本賞をこのシリーズが獲得しました。これは本当に嬉しかった。シーズン3はサスペンス、コメディともに群を抜いた面白さでこれで何も受賞できないのはあまりに悲惨だと思っていたので脚本賞はとても嬉しかったです。

こちらは現在シーズン4が配信され始めました。今後先も制作されるとなると、エミー賞の主要部門は受賞する機会は増えると思います。

 

予告編はこちら🔽🔽🔽

https://youtu.be/xo27sE2fdvs?si=GxX4GLZDnrUgFarJ

 

 

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さらにこのドラマはかなり未知数ですが、シュガー。シーズン2がかなり気になります。10月中にレビューしたいと思いますが、来年のエミー賞で作品賞にノミネートされて欲しいし、主演男優賞のノミネートは間違いないでしょう。

https://youtu.be/twvPGxuEOEA?si=0ljcMI5skV_PLRoQ

 

 

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続いてNetflixからはまずはイカゲームですね。こちらは来年のエミー賞に間違いなく主要部門でノミネートされる可能性が高いですし、このドラマはシーズン3で完結すると言われてるので、もしかしたら再来年に将軍が配信されたらそこでエミー賞争いで激突するかも知れません。あくまで予想ですのでどうなるかわかりませんが、今年にシーズン2、来年以降にシーズン3となると思います

が、作品賞を充分狙えるので将軍、三体、ハウスオブザドラゴンと重ならないようにnetflixはスケジュールを組むのではないかと思います。

 

他ではまだ不明な点が多いですが、このブログでもガルシアマルケス百年の孤独がドラマ化という事で特集記事を書きました。

 

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文学の中でカラマーゾフの兄弟百年の孤独は文学は作家に最も影響力のある作品と言われています。この作品が1シーズンもののリミテッドシリーズなのか、2、3と続く続編シリーズなのかまだわかりません。

おそらくリミテッドシリーズだと思うのですが、シリーズものであるならば、将軍にとってもかなりの強敵ライバルになるかも知れません。

 

さらにストレンジャーシングス。こちらはシーズン5で完結で来年1番の話題作かと思います。この配信が来年の11月で将軍が仮に再来年の秋までに配信ならばもしかしたら激突する可能性もあるかも知れません。

正直、netflixにとってイカゲーム、三体、ストレンジャーシングスは看板番組ですし、エミー賞で仮にストレンジャーシングスとイカゲームがぶつかる事は避けたいんじゃないかなと思います。

 

やはりエミー賞を受賞するかどうかで株価は違ってきますから、この二つのシリーズは大切にしていきたいところだと思います。

 

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Amazonプライムからは今のところfalloutかなと思います。

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シーズン1はその世界観と人物紹介にかなり話数をとられていたので、本当に面白いのはシーズン2以降なのだと思います。グロテスクな表現がどれだけ受け入れられるかわからないけど、長く続くシリーズであるのは間違いないので、作品賞をはじめ主要部門を受賞できる確率は高いと思います。

 

あとは力の指輪もエミー賞で将軍と争うシリーズと言いたいところですが、シーズン2を見る限り美術部門以外は難しいところです。俳優の演技はとても素晴らしいのだけど、、地域の情勢がどうなっていくのかを単に映しているだけで、感情移入できる人物がいなさすぎる。

私だけかも知れませんが、ちょっとこれは作品賞がらみにはならないと思います。

 

というわけで将軍のエミー賞受賞を阻むオススメドラマという事で紹介してきましたが、はっきり言ってエミー賞関連よりも将軍とは違った面白いドラマを紹介したいのと、やはりドラマ同士でみても大きな流れの中でここでもドラマがあるのだという事で紹介してきました。

 

最後に

 

 

今年は脚本家組合のストライキなどで変則的にエミー賞授賞式が執り行われたわけですが、来年のエミー賞がいつ開催するかは未定です。

すでにご紹介したラストオブアス、イカゲーム、窓際のスパイは間違いなく作品賞候補になる事は間違いないと思います。さらに百年の孤独はおそらくリミテッド部門だと思いますが、配信がされたら間違いなくエミー賞のどの部門かはわからないけど主要部門で確実にノミネートされる可能性は高いと思います。

 

さらに今現在配信され始めたバットマンのスピンオフドラマ、U-NEXTで配信されてるペンギンもドラマシリーズかリミテッド部門かはわからないですが、主要部門を受賞できる有力候補でしょう。

1話目が配信されて見ましたが、面白いですね。マフィアものですでに黒澤明の用心棒をなぞってる展開がいい。

 

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間違いなくコリンファレルはシュガーとペンギンで両方の作品で主演男優賞ノミネートされるのは間違いないと思いますね。

というわけで今回はこれにて終わりたいと思います。

 

次回は少し雑談を交えながら現在配信しているドラマさらにレビュー予定のドラマや映画について記事にしたいと思います。