ドラマと映画の時間

U-NEXT、Netflix、ディズニー、Amazon、Appleプラスのドラマ、映画の感想と紹介をしていきます。

134.Netflix版フランケンシュタイン/レビュー

今後は2026年アカデミー賞でも作品賞始めノミネートされたフランケンシュタインのレビューをしたいと思います。

 

このブログではかねてから昨年はフランケンシュタイン関連の作品が制作されている事を指摘してきました。

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こちらのフランケンシュタイン、

 

さらに前回レビューしたプレデター/バットランズ

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ゲームではPlayStation5でプレイできるゴーストオブヨーテイ

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そしてデスストランディング2という作品もフランケンシュタインをテーマにしていて、こちらはギレルモデルトロ本人がデッドマンという名でフランケンシュタインの役割で出演しています。

 

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こちらは前々回レビューしたのでぜひご覧いただければと思います。今回のレビューはおそらく他のレビューとは違う視点になると思います。

ま、このデスストランディングのプレイ映像を見て、30時間もあればクリアできるという動画をYouTubeで見たので、だったらプレイしてからこの映画を鑑賞しようと思ったらば、150時間やっても面白すぎてやめ時がわからずw、ラチがあかないとクリアしたのちデスストランディング2を現在プレイ中という、気づけば半年も前に配信されたのにも関わらずここまで寝かしてしまいました。

それでは早速レビューしていきたいと思います。

 

 

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まずギレルモデルトロの映画が大好きだったので期待してましたが、想像以上に素晴らしい映画だったと思います。

原作とは全く違うストーリーになっている点で違和感がある人も多いかと思いますが、ギレルモデルトロのフィルモグラフィから見ると、このような映画を制作した事は納得できましたし、デスストランディングをプレイしている点でもこの物語性はとても良かったと思います。

 

物語の序盤は家父長制の厳しさの中で、息子であり主人公のヴィクターと母親が耐え忍んでいるところから始まります。

父親役はゲームオブスローンズのラニスター家の非情な父親のタイウィンラニスターを演じたチャールズダンス。

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真っ暗な衣装を着た父親は威厳たっぷりでやはりタイウィンラニスターを彷彿させてくれました。

そして妻の方は真っ赤な服装を着ていましたが、これは闇と犠牲者の血を想像しましたし、もう一つNetflixのロゴマークを私はイメージしました。

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闇と。その両方を受け継いだヴィクターフランケンシュタイン。ヴィクターには征服するという意味もありますが、ヴィクティム/被害者という意味もあります。

後に科学を制する意味と家父長制の教育によって被害者という意味合いもあると感じました。

 

さらにそこにNetflixの意味合いにはどんな事があるかと言うと、Netflixの強烈なプレッシャーに耐えるクリエイターという意味合いを感じました。そのプレッシャーに耐えながら生まれたフランケンシュタインとは一体なんなのか?

 

ギレルモデルトロの演出が冴えわたっていると感じました。

 

さらにここから怪物を産み出す過程までがとてもグロテスクながらどこか美しく、非常に細やかなところにまで美が宿っていたと思います。

この怪物が産まれ、鎖につながれるところまでを見ていて思ったのは、私が大好きなバンド、toolというバンドのstinkfistという有名な曲があるのですが、このミュージックビデオのグロテスクな人物を参考にしてるのではないか、と感じました。

ぜひこちらをご覧ください。

 

https://youtu.be/6zpvlMp04D0?si=zy5gwTmKtjdvC_7F

 

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この映画がとても斬新だと感じたのは、怪物そのものは不気味だけど、どこか美しくも感じる点。そこにエリザベスが怪物の目を見て神を見ているかのような感じに見えます。

私はここにとても斬新だなと思ったと同時に、こういう解釈をしてきたか、と驚きました。

 

エリザベスの着ている服は緑色を明らかに強調しています。カトリック教会の神父は、イエスキリストが誕生、十字架につけられてからの降臨の時は祭服は違う色ですが、通常は緑色の祭服で礼拝を執り行います。緑色の祭服には信仰と希望の意味が込められており、つまりエリザベスそのものは希望の象徴であり、愛おしそうに見るという事は復活の神を見ているという事なのかな、と思いました。

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遺体と遺体をつなぎ合わせて造りあげた怪物というのは、歴史そのもの。

同時にこの映画は回想しながら物語が展開していくので、過去を思い出すという点で同じ事が言える。

 

デスストランディングではギレルモデルトロ演じる怪物ことデッドマンが私達プレイヤーに荷物の配送を依頼したり、重要な局面で出てくる存在です。

言わば人と人を繋ぐ仲介役/天使のような立ち位置で存在している。

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こちらの映画では神のような存在にも見えてくる。つまりデスストランディングにせよこのフランケンシュタインにしても崇高な存在として見立てていると感じました。

デスストランディングのレビューで書きましたが、ギレルモデルトロ演じるデッドマンが救助を求め、主人公/プレイヤーである私が救助しに行く事になります。

その時に猛吹雪に見舞われて何も見えない中を彷徨う事になる。

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言わばつなぎ合わせて造られた身体/歴史が、死の歴史が愛に飢えて助けを求め、夜でもないのに関わらず周辺は何も見えない、つまり未来が見えない中を彷徨う事になる。

 

フランケンシュタインの小説の冒頭のオマージュをしながら、復讐の悪魔とした怪物ではなく、デスストランディングでは天使として扱っていたところなど、感動しましたが、こちらの映画でもまた、神の存在として人々を待つ存在としているところにとても感動しました。

ギレルモデルトロ本人はおそらく熱心なクリスチャンではないと思いますが、たとえそうでなくともどんな人々の心にも神は宿るのだ、というフィーリングを私は感じましたし、ギレルモデルトロの私小説的でもあるし、ラストはギレルモデルトロの心の内側を表現してるようにも見えました。

 

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デスストランディングの影響があるのかはわかりませんが、ゲームクリエイターの小島秀夫の死生観に共鳴したのは間違いないと思うし、崇高な存在として愛の象徴として永遠に生き続けるという風に解釈して新たなストーリーを作りあげたその手腕にただただ拍手を送りたい気持ちです。

 

オスカーアイザック、ミアゴスも素晴らしい演技をしていましたし、なによりジェイコブエロルディの演技が素晴らしかった。

 

神は細部に宿るとはいいますが、この作品はまさに細部まで神が宿っている作品だったと思います。

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というわけで今回は以上になります。次回はフランケンシュタインとほぼ同時期に配信されたトレインドリームスについてレビューしたいと思います。ぜひご覧ください‼️

 

 

 

 

 

 

 

132.ゴーストオブツシマから見る人権意識

今回は前回に引き続き、PlayStation4.、5でプレイできるゴーストオブツシマを取り上げたいと思います。

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黒澤明愛が炸裂してるこの作品、黒澤明が三船敏郎と主要キャストとして迎えた作品群は、そのもの自体が人間の成長譚を描いていて、このゴーストオブツシマでも同じくその事をわかっていながら描いている点、チャンバラ映画に対してリアルな映画を心掛けて世界の映画の型式そのものを変えた点、

たとえ親子でなくとも家族になれる事をテーマにした黒澤明の映画と同じように、このゴーストオブツシマでもその点を強調しながら悲劇に見舞われるような、その事を前回詳しく記事にしました。

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多分、世界でもここまでゴーストオブツシマについて掘り下げてる記事は世界中探してもないと思います。今回もさらに深掘りしたいと思いますので、もし今回からこの記事を見た方はこの後でもいいので、前回の記事も読んでいただければと思います。

 

さて前回の記事に前述に書いた通り色々と指摘しましたが、感心したのは蒙古襲来の史実に黒澤明作品をしっかりと取り入れているだけでなく、一神教/ユダヤ、キリスト、イスラム教からみてもそのストーリー構造にしっかりと西洋の精神性を取り入れている事です。

ゴーストオブツシマの殿様と主人公の仁の関係は、親子ではないですがしっかりと結ばられいる点。これはキリスト教における父なる神と人々とも考えられる。

父なる神、あるいはアブラハム、またはイエスキリストという存在がいて人々に教えを説く。

しかし侵略戦争において毒.現代で言えば核兵器をつかおうとする人々に対して、それは神の意志に背く行為だ、というが、その意志に背いて毒/核兵器を使い、それが原因でむしろ毒は拡まっていってしまうという点。

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ギリシャ神話におけるプロメテウスの火、アダムとイヴにおける蛇の誘惑によってリンゴを食べて、楽園を追い出され彷徨う事になった事をストーリーからも想像させます。日本の歴史、黒澤明、フランケンシュタインの小説、そして和の心と共に西洋の精神性もしっかり入れてストーリーが走っていて様々な解釈ができるからこそ、ここまでヒットしたのだと思います。

前回の記事でも書きましたが、私はスーパーマリオすらクリアしていない、ゲームが大の苦手の男ですが、そんな私でもクリアしたのちも合計80時間以上、夢中にやったゲームです。

今、デスストランディング2とアーマードコア6をやっていますが、このどちらかをクリアしたら、ゴーストオブヨーテイをやった後にまたやりたいと思っています。

そんな大好きなゲームだけど、唯一惜しい点がありました。そしてそれは昨今のDEI、ポリコレ問題にも関わってくる問題です。このゴーストオブツシマは、間違いなくその事について映画、ドラマ、本といったジャンルよりも強いメッセージを発信できたゲームだと思います。その事について指摘したいと思います。

 

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まず親子でなくとも血がつながってなくとも親子になれる、家族になれるというストーリー性はいいのですが、侵略した元寇に対しては人間とみなさず家族になれない絶対悪として描いている点。私は歴史が好きなのでわかるのですが、この元寇というのはロシア、中国、インド、中東そしてドイツあたりまで侵略していました。

の時に、東に和の国というちっちゃな国がある事に気づいて、私達の支配下に入りなさい、と書簡を2度3度送ったが、鎌倉幕府はそれを無視したから元寇は攻めてきたという史実があります。

確かに侵略された側は、あんな奴等は同じ人間でも家族にはなれないと思うと思います。しかしこれだけ広大な地域を支配したのは大英帝国でも不可能でした。その支配力と他民族との結びつきは強かったという事が言える。

ゴーストオブツシマはこの問題を考えていない点が浮かび上がってきます。

 

私達はこの日本に定住してなんらかの生産活動をして暮らしています。これは農耕民族の典型になります。

例えばパンが一つしかない。3人の人がいたとしたらいずれ争いになると思います。

でもこれが1日15個のパンが作れるとしたら、争いよりも協調した方が3人は生き残る事できるという選択肢が生まれ、それを実践するようになる。

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農耕民族は、まず農業において量を確保し、そして質を高めて生産体制を作り、食事ができる事に感謝しながら、死と向き合いつつ、神の存在を考えながら、神話のもとに中世まではまとまった民族と言えます。

農業が盛んになるとその土地を抑える地主が現れる。さらにその地域をおさめる領主が現れる。さらにその国をおさめる幕府あるいは帝国が作られていきます。そこでは環境に合わせた宗教が生まれますが、この体制がしっかりしていればいるだけ国は平和かどうかは別として駆動していきます。

農耕民族というのは、生産性が高くできる体制を整えていると言えますが、災害や外からくる外圧にはとても弱いという事が言えます。

その生産体制、あるいは宗教的価値観にそぐわないと排除する方向に傾きやすい。

資本主義といっても植民地支配で築きあげた価値観であるところが多々あります。多くは侵略した側の都合で駆動しているところに、少数派やLGBTQの人々に人権を、と言われるとその理論は最もであるが、自分達の生産体制や宗教的価値観がくつがえされるのではないか?と思考が働いてしまう。さらに差別された側も暮らしていかなければいけないので当然、豊かな暮らしを求める訳ですし、それはなんら悪い事ではない訳です。

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それが故に摩擦も大きくなりやすくなる。ここに映画、ドラマ、小説そしてゲームで多様性と訴えて差別された側が今までやられた分、復讐してやるとか、そういうストーリー性はより摩擦が大きくなりやすくなる。

多くの人が差別はいけないとわかっていても、自分達の生産体制や宗教的価値観と違うと、農耕民族の輪の中ではどうしても警戒心が駆動してしまうところがあります。

 

アメリカは国家と定めた時から移民国家です。欧州の人々が略奪して築きあげた国ですが、人口比率で言えばその白人を中心とした人々よりも有色人種の方が多くなり、近いうちにその均衡は崩れます。トランプの振るう行動は1人の横暴なのか?それとも植民地で乗っ取ったヨーロッパの植民地型思考の終わりなのか。個人的には後者だと感じています。

 

農耕民族文化は富の一極化がなりやすく、その土地、その国をおさめる宗教、将軍あるいは皇帝は権威、権力を誇示するために遠くからでも見える城、教会あるいは寺などを建築します。これによって人々に結果的には威圧する事になるし、他国から来た人もそのような建築物やピラミッドのような墓を見て、この国がどんな権力を持った人がいるか、建築物を見てどんな文化なのか、推し量りつつ貿易をするか戦争して領土を支配下にするか判断する事になる。

 

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裏を返すと富の一極化によって権威と権力が集中すると高い所から見下ろす事になるので、長期化すれば富をもたない人々は不満が溜まりやすく分断が起きやすくなるという実体があります。

 

幕府や帝国には不満があるが1日食べる食糧がある。神に感謝しながら1日1日を暮らしていくが、災害に見舞われ飢饉にさらされた時は、あの高い所に住む権力者は私達が飢饉で苦しんでいるのに、のうのうと暮らしている。神の意志と自由のために権力者を打倒せよ、と反乱が起きたりする。これによって転覆したのがフランス革命とも言えます。

 

なぜモンゴル民族は強かったのか

 

それでは続いてはゴーストオブツシマの元寇側/遊牧民の歴史を簡単に説明します。

 

ザックリいうと農業ができない砂漠や寒冷地帯に住んでいるのが遊牧民となります。故に飢饉といつも隣り合わせで、交渉はするが、略奪、誘拐、虐殺というのはかなり起きやすく、農耕民族以上に残酷な側面がある歴史です。

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農業ができないから定住せずに遊牧する。飢饉をまぬがれるために徒党は組みますが、得た報酬が少ないと、すぐに分裂してしまうう。故にまとまる事がなかなか難しいという所も特徴ですが、それを大きくまとめあげたのがチンギスハーンです。

遊牧民の特徴は、常に遊牧しながら生きるというのは、物を持たない、極力必要最低限で物を持たず、「捨てる」という事を第一に考える。

農耕民族とは対称的です。生んで生産性を高めて体制を整えると富の構築がされて、それが高い建築物など見た目にも直結しますが、そもそも遊牧民は捨てる事を第一にしてますから生産性はなく、富の構築も高い建築物も必要ない。そしてそこにまつわる争いもないし、農耕民族は羊の肉よりもダイヤを望みますが、遊牧民はダイヤよりも羊の肉を望みます。価値観が全く違った、という事です。

 

 

農耕民族は生産体制、宗教的価値観に既存し、その体制と宗教や価値観にそぐわないと迫害対象にしてしまうけど、遊牧民はそもそも生産体制が構築できないから、生産体制がどうであろうが、宗教がなんであろうが関係なく、互いに交渉してうまくいくならば、簡単に手を組む事ができる民族だという事です。

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長々と書いてきましたがw、いかがでしょうか?モンゴル高原に住む民族がいかに強かったか、農耕民族はそれぞれ互いに徒党を組めなくしてしまうが、遊牧民は真逆で主張は多種多様な民族とも組みやすい環境と精神性を備えている、という事になります。

勿論、取り分が合わないとすぐに分裂はするのだけど、時代には多種多様な民族をまとめる人物が出てくる。それがチンギスハーンです。遊牧民の歴史は苛烈で残酷です。飢饉と隣り合わせの分、生き残るために犬の鳴き声すらしないというくらい、虐殺を繰り返したりしました。特にユーラシア大陸を侵略した際は、とてもおぞましい事も多々ありました。

一方で私達、農耕民族の価値観そのものも、分断を引き起こしてしまうところがどうしてもある。

ゴーストオブツシマというゲームでは、その互いの価値観をぶつけ合いながら、これから先の未来に向けて「生み出す力」「捨てる力」の重要性を説きながらストーリー展開していて欲しかったと感じています。

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この二つの概念を両輪にしていかなければ、人類はこの地球という狭い星に住み続ける限り、生き残れないのではないかと思っています。

だから互いの文化背景を説きながら、それを知った上でぶつかりあうという形だったら、と思います。

その事を訴えられる唯一の作品だったのにな、とゲームを終えながら思いました。勿論、とてつもなく楽しみましたが、ここまで読んでくださったゲーマー、あるいは映画やドラマ好きの人ならばわかってくれるかなと思います。

私自身、家庭環境が普通の人とは違って色々あって、辛い経験もしました。

またクラブで夜な夜な遊んでいて、家庭に居場所がなかったり、LGBTQの人達が互いに素姓を知られないようにしながら踊っていたりして、それが縁で仲良くしている友人もいます。

たまにボランティアをしたりしますが、育児放棄された子供や様々な国籍の子供がいたりします。かつて日本は大陸の一部でした。そこに地殻変動が起きて分裂してわずかな人々はいたものの、ロシア、樺太から北海道に渡来して定住したアイヌの人々や、より良い稲作環境を求めてこの日本にたどり着いた人々が移民として渡来してきた経緯があります。その末裔が私達であること。

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私の先祖、2万年前から遡るとすると、多種多様な民族と混ざりながら、この日本にたどり着いてきたと思います。

私の血筋の中にはゲイの人も当然いたと思います。また、もし私の子孫がこの先2000年以上続くならば、そこにもゲイ、レズビアン、様々な性質を持つ子孫が当然いるだろうと思います。私は自分のルーツを大切にしたいし、これからもしそういう子供が私の血筋に生まれるならば、その子供達も歓迎したい。差別や区別をなくすならば、今のうちです。ここで私達が自分達のルーツ、これからのルーツを認め歓迎するならば、大きな進歩だと思います。

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いかがでしたでしょうか?ゴーストオブツシマについて深掘りしてきました。映画やドラマ好きな人ならば、面白いかどうかは別としてゲームの今の凄さを少しでも感じていただけたら嬉しいですし、

ゲームが好きでたまたまこの記事を見た方ならば、このゴーストオブツシマが黒澤明や映画から深いインスピレーションを受けている事がわかっていただけるかなと思います。

ぜひゴーストオブツシマを未プレイの方はやっていただきたいですし、黒澤明の映画を見た事がない方はぜひご覧になっていただけたらと思います。

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正直言うと、映画並みのストーリーでプレイヤーが主人公で20時間以上プレイできるとなると、映像文化の中でもゲームは一歩二歩先行ってるなーと感じてしまいました。 

私自身も毎日、仕事に行く時、帰る時はゲーム紹介してるYouTubeのけいじチャネルと

https://youtube.com/@keiji_ch?si=xAQ6Acfbr43efVVE

キャベツの人という人のチャンネルを見たり聞いています。

https://youtube.com/@cabbage_games?si=-Nk4W3gQhxmmw1uX

このお二人はラジオとして聞いていても楽しく聞けるし、ゲーム業界がどうなっているのか、わかりやすく説明してくれるので、とても勉強になっています。

 

という訳で今回は以上になりますが、次回はデスストランディングというゲームを紹介したいと思います。こちらもとにかくスケールが大きく、映画、小説、哲学、物理、そして歴史と、とにかく多岐にわたってあらゆる学問、芸術ぶんかを取り入れた凄い作品です。ぜひご覧ください‼️

 

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131.黒澤明とゴーストオブツシマ

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今回は映画、ドラマを離れてプレイステーション4、5でできるゴーストオブツシマについての紹介になります。こちらのゲームは黒澤明愛に溢れたゲームで、正直本当に驚きました‼️色々とこのゲームのレビューをYouTubeやネットで見たりしていますが、

黒澤明の影響がどれだけあるのか、詳しく説明されているのがゲームメディア側からもありませんでしたので、今回はどれだけ黒澤明の要素を盛り込んでいるか、映画好きから見たレビューをしたいと思います。

 

映画やドラマが好きな人も、ゲームを全くやらない人は多いと思います。

私もスーパーマリオすらクリアした事がなくwゲームは苦手ですが、しかし今のゲームのストーリーが一級の映画並みのストーリーで展開していて、本当に驚きました。

この記事では映画やドラマ好きな方もゲームが好きな人にもわかりやすく解説したいと思いますので、ぜひご覧いただければと思います。

それではゴーストオブツシマの内容に移っていきましょう。

 

♾️黒澤明とゴーストオブツシマ♾️

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まずストーリーをザックリと説明しますが、鎌倉時代末期に元寇がきます。この歴史的史実に基づきながら、黒澤明の映画とメアリーシェリーのフランケンシュタイン

という小説をストーリー構造に組み込まれている事が伺えました。本当に様々な解釈ができるストーリーになっています。

 

ゲーム内では対馬に元寇が侵略している状態です。

仁/ジンという主人公が、元寇によってさらわれ、父親代わりに育ててくれた叔父である領主を救い、侵略する蒙古と戦い、復讐を果たしていくというストーリーです。しかしその蒙古の強さゆえ、武士としての誇りを捨てる行為もせざるを得ない状況になってゆく、武士道から外れる行為に心を痛めるが、状況が状況である。やがて毒を使える事を知って、明らかに卑怯な手であるが果たしてどうするのか?というのがメインストーリーになっています。

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まず黒澤明の映画には、血縁でなくとも人々は家族になれる、というテーマが多くの彼の作品に見受けられる点です。生きる、デラスウザーラ、八月のラプソディなどがその代表的な作品といえます。

ゴーストオブツシマも同じように父亡き後、息子のように伯父が育ててくれ自分の後を継がせようとしている様子が伺えます。

この作品ではその普遍的テーマをしっかりとおさえた上で制作しているところが挙げられます。

 

さらに黒澤明の映画はリアルな描写が挙げられます。時代劇は復讐譚が多いので太平洋戦争後、アメリカのGHQは時代劇を作るのを禁止していたのですが、基本的に時代劇映画というのは、歌舞伎俳優が「剣劇」を行う、チャンチャンバラバラやるからチャンバラ映画と言われていました。このチャンバラ映画が得意だったのが東映だったのですが、1人の歌舞伎役者やヒーローのような存在が全ての敵をなぎ倒すのではなく、黒澤明はそのチャンバラ映画に対してリアルに作戦をたてて、リアルな斬り合いをするという事にこだわりました。

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ハリウッドでも1人のガンマンが全てを圧倒して敵をやっつけるという、チャンバラのような映画が主流でしたが、このリアルで、のちに用心棒、椿三十郎という映画で血が流れる演出をした事によって、ハリウッドをはじめ世界の映画文化はひっくり返り、映像文化はリアルな戦闘劇の方に変わっていきます。

 

ゲームが好きな人にわかりやすくいうならばド派手な必殺技があるコーエーテクモの忍者外伝、三国無双、仁王がチャンバラな要素をふんだんに盛り込んだ作品と言えるかなと思います。

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私の息子は忍者外伝4を現在、奇声を上げながらやっています。

 

それに対してゴーストオブシリーズは黒澤的なリアルな物語だと言えると思います。

 

またドラマで言うならはNetflixのイクサガミが見事なチャンバラ的な剣劇を見せるドラマと言えるし、

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それに対してU-NEXTで配信されててる黒澤明の要素もふんだんに盛り込んだ、リアルな戦闘にこだわったナイトオブザセブンキングダムが挙げられると思います。

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黒澤明の初期、中期の映画には三船敏郎が出演しています。

ザックリと出演作をならべると、酔いどれ天使、野良犬、七人の侍、用心棒、天国と地獄という映画に三船敏郎は出演していますが、黒澤明は酔いどれ天使では悪党、野良犬では新人刑事、七人の侍では農民の息子で侍にはなれないが人を守る存在、用心棒では悪党をやっつける存在、天国と地獄では会社の重役で人々を先導していく存在と、悪党から作品ごとに違う役といえど、最終的には人々を守り、先導していく人間になる、という成長譚を描いています。

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さらにこの後に赤ひげという作品で三船敏郎は医者役をやって人々を癒す役をやりますが、ジョージルーカスはこの事を知っていて、スターウォーズでフォースを使うジェダイのオビワンケノービ役を依頼します。

フォースの使い手、人々を癒す存在から神の存在という立ち位置にしたかった、という事です。どれだけ三船敏郎が凄いのかがわかります。

脱線してしまいましたが、このゴーストオブツシマの仁/ジンの人生は、元寇に襲われ復讐で心を満たそうとする野良犬のような存在である。血筋としては叔父との関係上でいうと領主にはなれないが、それでも用心棒のように人々を守る存在になりつつ人々を先導しながら戦う存在なる。

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これそのものは黒澤明と三船敏郎の関係性を表現しています。しかし最後はどうなるのか?というところが天国と地獄のラストと重なります。天国と地獄のラストは大量生産、大量消費できる安い靴を生産して売っていこうという会社の方針に猛反対して会社を辞める事になります。そして出世の道は諦めて、またイチ職人として人生を歩み、自分の作る靴が好きだと信じてくれる人のために生きるという事になります。

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仁の人生は最後はどうなっていくのか?私は本当に楽しくプレイし、ストーリーも堪能しました。

 

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さらに毒を使う、使わないというのは、現代で言うなら核兵器になると思いました。

この毒を使うとやがてそれは他の者達もその多くの人を殺戮できる事に気づき、いずれ持つだけで脅威になるので持つようになる、という事になります。

黒澤明には被爆を恐れ無鉄砲な計画を立てるという映画、生きものの記録という映画がありますが、

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実はこのゴーストオブツシマで毒/核兵器を使う使わないと同時に、復讐と報復の歴史そのものが生きものの記録そのものなるという事をゲームのストーリーの核としている事がわかります。

いかがでしょうか?ゴーストオブツシマではモノクロでプレイできる黒澤モードというのが実装されていますが、このゴーストオブツシマ自体が黒澤明のメッセージとその成長譚に合わせて作られている事がわかると思います。

さらにここにメアリーシェリーのフランケンシュタインが入ってくる。フランケンシュタインは死体をつぎはぎにして復活した怪物を作り上げる。

その怪物はなぜ私を作ったとフランケンシュタインの親族に復讐をしていくという事になります。

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ゴーストオブツシマでは怨霊に囚われた冥人/クロウドという存在になりますが、そこと重なるところがあると感じました。

冬の凍てつく寒さの中、蒙古に支配された対馬の地を仁は彷徨いまう。

あれは小説のフランケンシュタイン冒頭のオマージュだなと思いました。

アジア、アフリカを植民地しただけで飽き足らず、北極圏まで手中にしようとする船が座礁してフランケンシュタインと出会う。怪物はフランケンシュタインを追って彷徨う。

私はまだプレイしていませんが、昨年ゴーストオブツシマの続編となるゴーストオブヨーテイという作品が出ましたが、おそらく北海道の冬とアイヌの地を侵略する和人を、フランケンシュタインの設定と重ねているのではないか?と推察します。

主人公が女性なのはフランケンシュタインの作者メアリーシェリーの人生をモチーフにしてるのかな?と感じていますが、プレイするのが楽しみです。

 

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ここからはゴーストオブツシマのネタバレになります。映画好きでゲームをしない人のために書くのでご了承ください。

 

仁は毒を蒙古の宴/うたげをやっている所に忍び込み、酒樽に毒を入れます。これでそこにいる蒙古は全滅しますが、今度は蒙古がその毒を使って対馬の人々を殺してゆく。そして本土侵略のためにこの毒を使う計画を立てます。

仁/プレイヤーの策略によって大きな犠牲を払う結果になり、反対していた実の息子のように育てた叔父は仁と決別する事になる。

最終的にゲームでは蒙古が嵐の中、本土に出港しようとするところで対決して阻止する流れになりますが、ラストでは仁の行動は決して許されないとして叔父と決闘する事になります。叔父を殺すのか?殺さないのか?

プレイヤーは戦ったのち、選択する事になる。

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ファミコン時代しか知らない私としては、ゲームってのは謎を解くとか勝った負けたを競うだけのものではなかったのか?と思っていただけに、あまりに壮絶なストーリーにただただ驚きました。もう映画を越えているじゃないかと思いました。

プレイ中もあまりにも楽しく、メインストーリーはそっちのけで、様々な地域に訪れて敵を倒したり宝探しとはちょっと違うけど色々しました。

もうエンディングを迎えたくない。このゲームを終わらせたくないと思いながらプレイするなんて思ってもみなかった。

また映画のようなストーリーを、主人公として、プレイヤーとして体感するというのは、映画を鑑賞してきた自分にとってとてつもなく大きな経験になりました。

実はスケボー大好きな私の子供が大怪我して自宅療養した時に、暇つぶしにとPlayStation5を買ったのですが、私自身は9月までまるでやっていなかったのですが、子供はそんなにやらなく、私と妻の方がどハマりしている状態ですw。

 

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ちなみにこの元寇はチンギスハーン一族率いる軍隊で中国、ロシア、インド、中東、そして東ヨーロッパのドイツまで制圧していました。この時代、ヨーロッパ、中東ではイスラム勢力が圧倒的な強さを誇り、ヨーロッパをスペインあたりまで制圧し始めた段階で、イスラム勢力内で権力闘争が起きていた状態でした。

 

そこに謎のモンゴルとかいうところからチンギスハーン一族率いる軍隊が押し寄せて、一気に制圧していったという状況で、その制圧圏を握った段階で、そういや東にちっちゃな国がある事に気づき、だったら我ら一族の支配下に入りなさいと書簡を2度3度送ったけど、返事が来ないから攻めてきた、という状況です。

わかりますでしょうか?どれだけヤバい状況だったか。

中国、ロシア、インド、中東を制圧した軍隊が日本を攻める。世界一の軍隊が、ゾウがアリを踏み潰しにきてるようなもんですw。

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という訳で、今回は以上になりますが、実は惜しい点があってその事も書きたいと思います。

このゲームを制作したのはアメリカのSUCKER PUNCH/サッカーパンチという会社なのですが、アメリカで起きた銃撃事件で亡くなった人に対して侮蔑的な発言をしてこの会社を物議をかもしました。どうやらクビになったみたいですが、ゲームをしながら思ったのは家父長制、フェミニズム、マイノリティに対する人権意識に非常に高い意識がある事が伺えます。

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これは映画、小説、あらゆる分野で今、取り上げられるテーマであり、また分断も引き起こしているなと感じます。

このゴーストオブツシマはその点で映画やドラマ、小説よりも先をいって言えるべき事、伝えるべき事を伝えられたのではないか、と思っています。

このゲームでも実の親子でなくとも家族になれるというストーリーはしっかりしてますが、一方で侵略してきたモンゴルには人間として許すまじと徹底的に報復する形となり、同じ人間でありながら家族や仲間にはなれないように矛盾を抱えてしまっている。一方でユーラシア大陸の陸の部分を制圧しかけたモンゴル勢の結束力というのはとても強く、だからこそユーラシア大陸そのものを手中にしかけた訳です。

ここについて深掘りされてない、ストーリーに組み入れてない事だけが悔やまれると思っていますので、その事について次回、記事にしたいと思います。

 

 

 

125.チェンソーマン/レゼ編とアルジャーノン

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今回はチェンソーマンレゼ編のレビューになります‼️前回の記事ではチェンソーマンとブランキージェットシティ、そしてNIRVANAとの関係に記事にしました。おそらくほとんどの方が気づかなかった事だと思います。

今回のレゼ編についても違った見方をするとさらに味わい深くなるので、その点についてしっかりと書きたいと思っていますので最後まで読んでいただければ幸いです‼️それでは早速いきましょう。

 

チェンソーマン/レゼ編

 

今回のレゼ編を初めて漫画で読んだ時に、藤本タツキという漫画家が本当に凄いなと思ったのが、アルジャーノンに花束という小説にに対して、こんな敬意を示しすのか、という驚きがあった事です。

 

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アルジャーノンに花束をという小説は映画化もされてますが、読書好きの人が幾千幾万の本の中でこの世に残しておきたい本を選べと言われたら、アルジャーノンに花束をという作品は、30冊の中に選ばれる事は間違いないであろう小説である事。


私も2度3度読んでいますが、私も読書が好きだけど、この世に残すべき名作といえば、パッと思い浮かべるのはカラマーゾフの兄弟百年の孤独にこのアルジャーノンに花束を、という作品を想像します。

この作品は映画やドラマにも大きな影響を与えていて、最近で言うならばストレンジャーシングスというドラマが代表格ですし、マーベルのサンダーボルツという映画もこのアルジャーノンに花束をという小説に強い影響を受けています。

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さらにApple TVで配信されているプルリブスも冒頭からアルジャーノンに花束を、のオマージュが捧げられています。

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はっきり言える事は、ストレンジャーシングスが、アルジャーノンに花束を、という作品をストーリーの核として据えて、これが空前のヒットを生んだ事が地続きでつながり、2025年だけでもこれだけ多くの作品が参考にしているという事は言えると思います。


ではアルジャーノンに花束を、という作品はどんな作品なのか?

 

ある教授がネズミに手術をします。そうするとネズミは解けないはずの迷路を簡単に解けるようになる。ネズミの名前はアルジャーノン。

ネズミは知性を獲得してどんどん頭が良くなってくる。

では人間に同じ事をしたらどうなるのか?ここで主人公が出てきて、何らかの障害をもつ主人公にその手術を施すことになります。これによって運命が変わってくる、というストーリーです。

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このチェンソーマンレゼ編では冒頭で、映画館で映画をひたすら見るというところで、アルジャーノンに花束を読んだ人ならば似たようなシーンがあるのでピンとくるところだと思いますが、つまりレゼはネズミのような生活をしていた。それが都会か田舎か、というところが一つ鍵ですが、悪魔と契約してアルジャーノンのように知性を獲得していくが、人間ではなくネズミのように生きて、迷路の真っ只中にいる、という事が重ねられます。

 

そんなアルジャーノン/レゼに花束を。

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デンジが口の中/心からの一輪の花をレゼに渡す。この一コマの絵を見た時に、感嘆せざるを得なかったし、このシーンを映画館で見た時に、やっぱり感動しました。
アルジャーノンに花束をという作品を読んだ事がある人ならば、あの作品を素晴らしいと思った事がある人ならば、あの結末を思い出すと間違いなく感動すると思います。さらに2人の女性の間で揺れ動くという展開も、両方の作品で指摘できる事です。

ストーリーは全く違うのに、質感はアルジャーノンに花束をに確実に寄せつつさらにアルジャーノンという傑作を汚さず敬意を感じる上にブランキーnirvanaの世界観も体現しているという、これは本当に凄い事だ、とあらためて思いました。

 

もう一つ2025年を象徴する動物がいます。それはネズミです。前々回、前回の記事でタスク、ピットというドラマを記事にしてますが、このタスク、ピット、そしてチェンソーマンに共通するのはネズミが出てくるところです。さらにサンダーボルツにもででくるし、プルリブスにも出てくるのですが、格差社会が広がって生活困窮者が増えてくる、そういう社会情勢の時代ではどうやらネズミというのはよく演出に使われるし、タスクではトムとジェリーになぞらえてトムという男がネズミ/イエスキリスト風の男を捕まえようとするし、f:id:spiralout:20251216060441j:image

ピットでは生活困窮者が運ばれてきて彼の服からネズミが出でくる、つまりネズミ/生活困窮者がどんどん増えている中で、病院のスタッフはそのネズミを見て逃げる/同じ人間同士だがその中でも毛嫌いして分断が起きているという表現していると感じたし、行き場のない状態とネズミがどこに行っていいかわからないという事を演出に盛り込んでいると感じました。

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このチェンソーマンにしても、レゼそのものがネズミにもなるし、デンジ含めた公安そのものがネズミ狩りをする存在と同様に、デンジそのものもネズミのように彷徨いながら生きてきた、という事が重複する意味で演出されていると思います。

アルジャーノンに花束を、という作品はもともと人間はネズミと同様の存在だったが、知性を獲得して人間は人間にたらしめる存在にはなったが、知性を獲得しても、やはり生物は生物、その事実からは逃げられず、ネズミと同じなのだ、という事を示唆される内容になっています。この土台の上でチェンソーマン/レゼ編はストーリーを展開していく。非常に考察しがいがあるし、とても深度がある上に時代を象徴する一本である、という事は私は強く感じています。

 

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ストーリーの深度がある上でも見どころが多いです。

アクションシーンも途中何が何だかわからなくなるくらいカオスでよかったし、この映画は音楽もとても素晴らしかったです。非常にこのチェンソーマンの質感にピッタリと音楽でした。

色んな見どころがあって尽きないのですが、個人的に唯一残念だったのは冒頭の米津玄師の曲がフルで流れてるシーン。
あれは別になくても良かったと思います。あそこはテレビ的すぎて残念でした。
まぁちょっと米津玄師は様々なエンディングに使われすぎというか、あまりに頼りすぎかなと思います。
そこだけが残念なポイントでした。

という訳で今回は以上になります。

2回に渡ってチェンソーマンの特集をしてきましたが、いかがだったでしょうか?

ぜひブランキージェットシティのスカンク、nirvanaのオールアポロジーズ、そしてアルジャーノンに花束をという作品を読む機会があればぜひ読んでいただければと思います。アルジャーノンに花束をという作品のラストで、宇宙の始まりと繋がる事を描いた文章は、今まで読んだ小説の中でもトップクラスで美しい文章ですし、ラストを読み終えた後の味わいは誰であろうとも記憶に残るのは間違いありません。

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その上でチェンソーマンのレゼ編を観ると、間違いなくより深い印象に残る事になると思います。ぜひ機会があれば読んでみてほしい作品です‼️

 

 

チェンソーマン/レゼ編星🌟五段階評価

 

 

個人的満足度♾️🌟🌟🌟🌟🌟

 

オススメ度♾️🌟🌟🌟🌟🌟

 

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124.チェンソーマンとブランキーそしてNIRVANA

今回は大ヒットしているチェンソーマン、レゼ編について特集したいと思います。

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このブログでは黒澤明や日本映画にの映画に受けたゲームオブスローンズやブレイキングバッドなど分析と考察をしてきましたが、東洋の価値観や精神性を吸収している中で、最大の影響力があるであろう鬼滅の刃そしてチェンソーマンがどのくらいヒットするのか、気になっていました。

鬼滅の刃の特集もしましたが、長すぎる記事を書いてしまったという反省が自分の中でありますw。

今回も長くなってしまうな〜と思いつつ私なりにチェンソーマンという作品について考察をしたいと思います。

 

YouTubeでもチェンソーマンの考察動画をいくつか拝見しました。藤本タツキは映画好きで多くの映画からのオマージュがあるという考察がほとんどで、感心しながら見ました。

ただ音楽からの視点で語られる動画は全くないし、ブログ記事でも見当たりません。

私は実はストーリーの肉付けでは映画の影響はあるけど、このチェンソーマンの第一部は音楽の影響力の方が色濃く反映されていると思っています。まずはチェンソーマン第一部の私なりの考察から始めたいと思います。かなり驚く事があると思うので、ネタバレが嫌な方以外はぜひご覧ください。

 

チェンソーマン第一部/考察

 

まずチェンソーマンは2つのバンドの影響が強烈にあると思います。

それは1990年代に活躍した2つのバンドで、日本のロックバンド、ブランキージェットシティとアメリカのバンドのNIRVANAです。

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ブランキージェットシティは3ピースバンドで、およそ10年間活動して解散しました。彼らの最後のライヴは、フジロックフェスバルですが、実は私は大のブランキージェットシティ好きでこの最後のライヴに行ってました。セッティングが上手くいってない中でも白熱のライヴパフォーマンスは、これが最後のライヴかというくらい驚くべきもので、数多くのライヴを見てきた中でもベストライヴの一つとして記憶に残っています。

チェンソーマンにどのようにブランキーが影響してるのか?

それはスカンクという曲がとても影響してると推察しています。

 

この曲の歌詞はこうです。

 

俺の憧れ/アラスカ帰りのチェンソー/なんでもかんでもめちゃくちゃに引き裂いてくれる/カン高いエンジン/青白い煙吐いて/法律だろうが鋼鉄だろうが/


この後の歌詞は、

 

真っ赤なボディに彼女も悲鳴をあげる/500馬力は人間以上のぬくもり/感情もない/と、続きます。

 

真っ赤なボディに彼女も悲鳴をあげる。

 

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浅井健一の書く歌詞は、自己意識に縛られていないところが特徴です。自由であるが故にその歌詞はポストモダン散文詩のような歌詞で整合性はあまりないですが、ボーカルの浅井健一の作詞は、どこかチェンソーマンのデンジの発言と似ているな、思います。

さらに浅井健一のニックネームはベンジーと呼ばれています。

 

ベンジーとデンジ。

 

どうでしょうか?実はチェンソーマンの第一話こそがとても重要で、初めてチェンソーマンを読んだ時に、ずいぶん音楽が好きな漫画家が出てきたな、とても楽しみだ、と感じたのを覚えています。漫画の面白さよりもブランキーNIRVANAの影響力が垣間見えるところにとても親近感を持ち、最後はどうなるのか楽しみに思いました。

 

ではブランキーの影響力の次にNIRVANAの事も指摘したいと思います。

まずブランキーNIRVANAの1990年代に活躍したバンドという共通点があります。ま、正確にはNIRVANAは1994年にカートコベインが自死して解散してしまうわけですが、ちょっとカートとデンジが似ているかな?と思いました。

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デンジの髪は金髪で生い立ちも悲惨で身寄りがないという点、カートコベイン自身も身寄りがなく親戚をたらい回しにされて暮らしていた過去があるし、金髪ですしロックスターを毛嫌いしていて、普通である事を望んでいたにも関わらずロックシーンの寵児としてまつりあげられて苦しんでいた事があります。
チェンソーマンに変わって暴れ回るのは.カートコバーンがサビの時にギターをディストーションをきかしてノイジーで轟音を掻き鳴らす姿とどこか重ねる部分が個人的にはありました。

 

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そして第一話の話の流れが、NIRVANAの曲でオールアポロジーズをモチーフにしてるのでないか?と思いました。

 

オールアポロジーズの曲はこちら🔽🔽🔽

https://youtu.be/m0drC8qVMRk?si=VyDt5FuaLiPwj7Pq

 

ファンならば最も好きなの一曲として有名ですが、破天荒な振る舞いをしてきた事を謝りながら、この曲のサビでは"太陽の下/一つになった気分/太陽の下/太陽の下で結ばれて、葬られる"という一節があります。

 

太陽の下で結ばれて葬られる。一つになった気分。

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太陽の存在のようなマキマ。

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抱きしめられる/一つになる。そして抱きしめられてチェンソーマンからデンジに再び戻るこのシーン。

そしてこのチェンソーマン第一部のラストはどうなるのか?この漫画は明らかにブランキーやオールアポロジーズという曲を参考にしてるが、ラストはどうなるのか、かなり気になっていましたが、あのような終わり方をするとは思ってもいませんでした。

でもまさしくその結末は曲と一致する。本当に驚きつつ凄い漫画家が出てきたな、と感じました。

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いかがでしたでしょうか?これは私の憶測という名の考察になりますがw、それなりに説得力のある理由にはなってるような気がします。という訳で今回は以上になりますが、次回はチェンソーマン/レゼ編のレビューになります。

 

このレゼ編はサンダーボルツや今、海外ドラマで最も話題となっているプルリブスと共通点があります。

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他にも前回、前々回記事にしたTASKとピットというドラマとも共通点があります。

 

この共通点こそが2025年のドラマや映画を語る上でとても重要であり、欠かせない事だと思います。次回もぜひご覧になっていただければと思います‼️

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ちなみにNIRVANAのオールアポロジーズは私が最も好きな曲です。ラストのワンフレーズがカートの精神性を表現してるかのようで、たまらなく好きです。

あとブランキージェットシティを聴いた事がない、聴いてみたいという方は、love flash feverかロメオの心臓がオススメです。

 

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120.鬼滅の刃/無限城編レビュー

今回は鬼滅の刃/無限城編の映画レビューになります。

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昨日、北海道は室蘭というところで海釣りをしつつ、ヒラメと黒ソイを釣り上げて、さーこれから釣るぞっていう時にイルカが30頭くらい泳いできて、ピタリと釣れなくなってしまいました。

全国的にはイルカが肉眼で見れんのかい?って言われるかも知れませんが、北海道の太平洋側の漁港ならば一日いればどこでも見れる光景ではないか、と思います。

写真まで撮れなかったですが、今度撮って紹介しましょう。

 

ちなみに北海道に今度くる予定がある方は、新潟→苫小牧フェリーに乗ると晴れて良く見ていれば青森、函館の間でイルカ、マグロ、クジラなんかも見れるし、函館から室蘭、苫小牧あたりでもイルカは見れると思います。これからライジングサンロックフェスなんかで来る方も多くいらっしゃると思うので、日にちの余裕がある方は、そのようなルートで来るのもアリだと思います。カモメの群れを探してください。群れを見かけたらそこの近くに必ずいます。

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脱線しましたが、まー釣りがうまくいかず、なんだかこのまま帰りたくないな、って思いながらコンビニに入ったら、鬼滅の刃のイラストを見て、室蘭の映画館で朝イチだったら見れるかもな、と思って見に行きました。

札幌だとどこも満員で見る気も起きませんが、中、小都市の室蘭だったら大丈夫かなと思いつつ、見れるチャンスは逃してならないとだんだん思いたった次第です。

 

映画館に行って155分もあると知って、ちょっと躊躇してのですが、火曜の朝でも7割の席が埋まっていて、意外だったのが50代以上の人がほとんどだったような気がします。映画館が消えてゆく中で、室蘭のような都市でも厳しい経営が続いていると思いますが、鬼滅の刃のような作品があると、どのくらい収入が入るかわかりませんが、ありがたいだろうなと思いました。

それでは雑談交えながら早速レビューしていきたいと思います。

 

鬼滅の刃/レビュー

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以前、鬼滅の刃についての特集をしました。マーベルとデアデビルというドラマのレビューと合わせての特集でしたが、あれはあまりに長すぎたと反省していますw。

 

ま、詳しく書けばいいってもんじゃないという一言に尽きると思いますが、良ければこちらをご覧ください。この2つの記事は、おそらくこのような視点で語っているのは私だけだと思うので、参考になるのではないか、と思います。

https://spiralout.hateblo.jp/entry/2025/04/26/213519

 

今回の記事はこちらの短縮版と言ってもいいかなと思います。ゲームオブスローンズとの関係性はかなり詳しく書いています。

🔽🔽🔽

https://spiralout.hateblo.jp/entry/2025/05/01/192752

 

さて映画を見た感想ですが、子供に向けてのメッセージ多めの映画というか、説明が多めで、音楽も好きにはなれないし、みんな泣きすぎかなとも思ったし、回想シーンも冗長なところもあったり、早朝から釣りをしていた私はウトウト眠ってしまったりして、退屈とは言わないまでも我慢しなければならないところもありました。

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ただ圧巻の戦闘シーンやラストの過去パートの流れにはやはり涙が出そうでしたし、冗長とはいえ説教臭くなく、子供が見るためのストーリーという点で考えると充分満足する出来だったと思います。

 

個人的にこの鬼滅の刃は漫画が面白いだけでなく、アメリカでどれだけヒットするか注目しています。漫画やドラマでもイカゲームや将軍というような作品を通じて、どんどんアジアの文化が広まっている、共依存社会の在り方が広まっています。移民排斥が世界各地で起きてる中で、次世代の思想体型はこれまでと違うものになる。

 


そのアジア/日本の共依存文化の精神性を抽出された作品と言うべきか、最も大きな影響を与えるのが、この鬼滅の刃の三部作のストーリーだと思います。

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もともと鬼滅の刃はゲームオブスローンズに影響されて作られているのが、見ていてわかります。

ゲームオブスローンズでは地域ごとに仲が悪いが、結託してホワイトウォーカーというゾンビと戦う姿が描かれ、ニオイ以外は全て見せるグロテスクな表現もされますが、鬼滅の刃も鬼という存在と戦うストーリーでありながら、グロテスクな表現も厭わず、そこに末法思想と兄妹は仲良くすべきという七歩詩という詩から着想を得ていることがうかがえます。

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そして鬼滅の刃に影響を与えたゲームオブスローンズは、黒澤明七人の侍から影響を受けているという事実。農民/国民と侍/政治家や軍隊はお互い仲が悪いが、それでも結託して外からくる盗賊と戦うというストーリーです。

その七人の侍は太平洋戦争が色濃く影響している映画でもある。

 


七人の侍からゲームオブスローンズ、そして鬼滅の刃へと遺伝子が受け継がれている。

 


日本の映画や漫画家は敗戦して、あの戦争はなんだったのか?という事を描き、「もう2度と争いはしてはならない」という経験と信念を元に大衆が死んでゆく姿を描いた作品が数多く残されています。

今回の猗窩座/アカザの過去パートは、鬼にも人生があり、同情の余地はないが彼自身も人生を翻弄され、憎しみが彼を変えなければ別の人生があったのだ、という事を強調しているところが、実は映画の一番の見どころだったと思います。ゲームオブスローンズでも主要クラスはケルト系の血を引く人物達で、歴史的に見ると虐げられた側の人間達のストーリーでもあります。

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アメリカは戦勝国であり、第二次世界大戦を通じて、争いはしてはならないというよりも、悪は必ず滅ぼさなければならないという精神性の元で多くの映画が作られていると思います。

マーベルの映画やドラマは悪役の人生はほとんど描かれないし、特殊能力を持った主人公はがいかにヒーローとなり得るか、大衆的な目線よりも正義を遂行する事、尊重よりも「生きる権利」を獲得する事を重きとして描かれているのが多いという印象を個人的感じています。

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そのアメリカで鬼滅の刃のような作品がどこまでヒットするのか、敗戦国で培われた精神性が、アジアの共依存的な文化の真ん中にある作品が受け入れられるのか、とても興味がある。

おそらく順調に行けば2028年あたりに三部作の最後の作品が公開されると思いますが、その頃にはマーベルの最大の見どころと言われてるシークレットウォーズという映画も公開される予定のはずです。下手をしたら鬼滅の刃の方がヒットする可能性はあるかもしれないと感じました。

制作費、宣伝費を引いた興行収入で見ると、という事ですが。

 


神話は民話に語り継がれ、やがて子供の寝物語に変容されながら受け継がれてゆく。

 


七人の侍という神話が、ゲームオブスローンズという民話に語り継がれ、鬼滅の刃という子供の寝物語として受け継がれてゆく。

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やがてその寝物語は、神話を生み出す大きな原石になる。

私は鬼滅の刃という作品を読んだ時に、この物語に影響受けた人物が、いつかきっと壮大な物語作品を作るのだろうと思いました。

 


それは今でも変わりません。

 


猗窩座の一生を見て、その想いは強くなりました。これからあと2作品も劇場で見たいと思っています。

 

星🌟五段階評価

 

個人的満足度:🌟🌟🌟🌟

 

オススメ度:🌟🌟🌟🌟

 

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1102スターウォーズとキャシアンアンドー

今回はスターウォーズとキャシアンアンドーについてご紹介したいと思います。

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ディズニープラスで配信されて大好評で終わったキャシアンアンドー。スターウォーズシリーズであってスターウォーズとは別の異なるドラマシリーズです。

これは全くスターウォーズを知らない人にも是非見てもらいたい作品です。

言うならばスターウォーズの設定を使ったSFヒューマンドラマと言っていいところが魅力で、私が個人的に映画、ドラマ通じて2025年の作品で最も期待した作品がこのキャシアンアンドーです。

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およそ1ヶ月前に見終わりましたが、面白くて2周目しています。

キャシアンアンドーは2シーズンあるドラマで全24話あります。そしてこの24話の後にすぐスターウォーズローグワンという映画にすぐにつながる作品となっていて、言わばシーズン1、シーズン2、そして映画の「3部作」と言っていい作りになっています。

 

キャシアンアンドーのあらすじ

キャシアンアンドーのあらすじは主人公のキャシアンアンドーは宇宙全域を支配しようとしている「帝国軍」から武器や部品を盗んだりして売っているその日暮らしと言いますか、盗人のような存在です。しかし幼少期は穏やかに暮らしていたが、ある出来事によって親を亡くし、その日暮らしをする事になってしまった過去があります。帝国軍がどんどん支配力を高める事によって少しずつですが抵抗する者達が増えてくる。

 

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しかしそれぞれの主張が違いすぎて一致団結する事が出来ずにいる。そこにキャシアンアンドーがある盗んだパーツを売ろうとする時に帝国軍に抵抗する、ある大物に会う事で運命が変わっていく、というストーリーです。

私はスターウォーズシリーズが大好きですが、実はスターウォーズの映画の中ではローグワンが1番好きなのです。とてもいびつというか、途中で監督が交代したりして、編集の面とかではやや唐突なところも感じたりしますが、それでも大好きで自分の好きな映画TOP10にもこのスターウォーズ/ローグワンは入るくらい好きです。このスターウォーズ/ローグワンは、実際にはスピンオフ作品で、ディズニーにルーカスフィルムに買収されてから初めて作られた作品ですが、スターウォーズファンからしてみるとやっぱりディズニーに買収されたところに抵抗感があったりしたのですが、

実際にはその巨大企業に買収された事に対する抵抗、という意味合いも含まれた作品でもあるな、と感じました。

 

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スターウォーズは1番盛り上がるストーリーのエピソード4、5、6が最初に作られ.その次にエピソード1、2、3が制作されましたが、私は映画館ではエピソード1、2、3から鑑賞してますが、ローグワンは劇場で3回見ています。本当に好きでキャシアンアンドーがドラマで制作されると聞いた時は、とても嬉しかったです。ここからは少しキャシアンアンドーのシーズン1の見どころとポイントを書いていきたいと思います。

 

🌌シーズン1の見どころ🌌

 

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シーズン1の見どころ/ポイントとしては、スターウォーズらしい世界観でありながら、様々なジャンルの要素が入っているドラマになっています。正直、シーズン1の最初の3話はとてもスローペースで、あんまり面白くないかな?と思ってしまいました。

とにかくこのキャシアンアンドーのドラマは全編通してスローなテンポであるという事が言えますが、でも尻上がりに面白くなっていき、最後はとても感動する形で幕を下ろします。スローペースだが丁寧に描くからこそ、その感動や興奮が厚みを増すというのがこのドラマの最大の特徴と言ってもいいでしょう。支配力を増す帝国軍に対して、やがてその魔の手が遂に自分達の惑星に轟き始めた時に危険を迫っている事を鐘を打ち鳴らすシーンは、黒澤明七人の侍をオマージュだろうし、とある刑務所での作業は、Netflix配信ドラマのイカゲームを想起させます。またアンドー始め抵抗する側は、ラテン系の俳優が出演していて、帝国軍側はイギリスの俳優が主要キャストを務めているところも、歴史と重ね合わせているところが伺えます。

 

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出演陣も素晴らしい俳優ばかりです。キャシアンアンドーを演じるディエゴルナは勿論のこと、このドラマの2シーズンに渡って重要な存在のルーセン演じるステランスカルスガルドの迫真の演技は、間違いなく記憶に残るでしょう。

 

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さらに帝国軍側のデニースゴフ演じるデドラミーロとカイルソラーのシリルカーンの関係が本当に素晴らしい演技をしています。ぜひこの2人の関係も見ていただければと思います。

という訳でシーズン1の紹介をしてきました。続いてはシーズン2のレビューをしたいと思います‼️

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