前回に引き続きオススメスパイアクション作品を紹介します。Amazonプライムのシタデル、Netflixのナイトエージェント、Apple TV➕のリエゾン、そして多少イレギュラーですがディズニープラスのキャシアンアンドーを紹介しました。
そしてとりわけスパイアクション、あるいはサスペンスドラマとして個人的満足度、オススメ度共に5つの星をつけたいドラマがこの窓際のスパイです。
予告編はこちら⬇️⬇️⬇️
厳密にに言えばスパイものだけどアクションドラマではないかな。ただこれは見て欲しいイチオシのドラマですし、2023年見ているドラマの中でもNetflixのビーフ、U-NEXTで配信されてるメディア王と並んで面白いドラマだと感じています。
MI6/エムアイ6から飛ばされて落ち目の連中がある誘拐を捜査します。この誘拐の捜査は1シーズン通して捜査されるのですが、この間にメンバーもなぜ飛ばされて落ち目になってスラウハウス/泥の家に来る事になったのかが描かれます。
まぁホントにこの手があったかと感心しました。イギリスのスパイものと言えばジェームズボンド。ハンサムなボンドがあらゆる難敵を倒して問題を解決するというというところが見どころだけど、これを全て逆転した話。
タイトル通り窓際族、落ちこぼれ集団でゲイリーオールドマンのひねくれ加減が酷すぎて笑えます。
これがこうです。
イングリッシュマン特有の後味の悪いブラックユーモアのセンスを全てぶちこんだ最悪の人間をゲイリーオールドマンが本当によく演じてる。出てくる言葉はグチか文句ばかりでひどすぎる。
見どころは組織内部の駆け引きがとてもヒリヒリしていてとても良かったし、このパターンのストーリーは見た事がなかったのでとても新鮮でした。シーズン2も同じ2022年に配信されたみたいで一気見したけど、こちらの方が笑えるところが沢山あって面白かったです。
特にコールドプレイのサイテンティストという曲がずっとかかる所は大爆笑しました。過去の戻ってやり直そうという曲だったけど、あれがひっきりなしにかかるというシーンはうまいな〜と思いました。
シーズン2も立て続けに見たけど、個人的にはシーズン1の方が笑える場面が多かったので好きでした。
こちらはやはり仲間に悲劇が最初の方で起きるので、ちょっとコメディ要素がなくなってしまって少し魅力が落ちた印象がありました。
とはいえサスペンスドラマとしては極上で、充分満足のいくものでした。窓際族の落ちこぼれという設定をうまく利用したストーリー構造になっているし、なぜゲイリーオールドマンが落ちこぼれの集団のリーダーなのか、それが明かされる展開はとても良かった。
そしてコールドプレイのサイテンティストという曲をシーズン1では笑える展開に使っていたのに、今回は感動しましたね。見事でした。できればこの曲のMVを見るとストーリーに深みがますかもしれません。
シーズン3の予告もあったので2023年内に配信されるかわからないけど、これは本当に楽しみです。コメディ要素にもう少し時間を割いてもらえればと思いますが、どうなのかな。
書きたい事は色々あるのですが、これ以上情報は入れずまっさらで楽しんでいただけたらと思います。
Apple TVプラスは本当にラインナップが充実しています。テッドラッソのシーズン3も相変わらず安定的に面白いですし、サイロというSFドラマもなかなか面白く今年の代表する一本の予感がします。
というわけでスパイアクションものが充実してる事を書いてみました。それぞれ好みがあると思うので視聴の際には参考にしていただければと思います。
窓際のスパイ、星🌟5つに対して
個人的満足度:🌟🌟🌟🌟🌟
オススメ度:🌟🌟🌟🌟🌟
2シーズン通してオール5です。ぜひご視聴してみてください。ありがとうございました😊